(改)キャンプ? in Car 第16話

NTR官能小説
 管理事務所には新規の受付を行っている若い団体の客の姿や、清算の順番を待っている家族連れの姿があった。
 横の売店ではオーバーオール姿の従業員が、『アイスクリーム』と書かれた冷凍ショーケースに商品の詰め込み作業を行っていた。
 そのどちらにも、正志と梨花の姿は見られなかった・・・・・・。

 管理事務所の駐車場には、大きなキャンピングカーとワゴン車が数台駐車されている。駐車枠の一番端―――、正志の車が建物を背に駐車されていた。

 エンジンは掛かったままで、風も無いのに車体が小刻みに揺れていた。そのことに管理事務所を訪れている客の誰もが気に留めない。

「―――あっ、はぁぁぁぅぅぅん」
 2列目のリクライニングした座席上で、正志は激しく腰を振り立てていた。下になっている梨花は正志の肩先を甘噛みして、漏れ出る喘ぎ声を押し殺していた。

 2人して管理事務所を訪れた直後だった。車に戻ると、欲情した正志が助手席に乗り込んだ梨花の肩を強引に抱き寄せて事に及んだ。
 
 けして妻の恵美子が清三に寝取られた事への意趣返、ということではなかった。セックスの声を聞いたと言って、恥じらっている梨花の様子に欲情し、行動を抑える事ができなかったのである。勿論、昨夜の妻と清三の不貞を目撃し、その事が少なからず影響したことは否めなかったのだが。

 グラマラスな妻の恵美子とは違って、明るい笑顔の健康美が眩しい妻の親友。妻が自宅に招いた際には、欲望の眼差しを密かに向けたこともあった。
 欲情を抑えきれなかった正志は、助手席の梨花の唇を強引に奪った。咄嗟の出来事に驚いた梨花は、顔を背けるようにして唇を固く結び拒絶した。しかし正志の執拗なキスに観念し、少しだけ力を抜くと強引に舌をねじ込まれ、深いキスを受け入れてしまった。
 
 その後の展開は早かった。車から降りた正志が、抵抗を見せない梨花を助手席から降ろすと、2人して後部座席へ乗り込んだ。当然のことだが、周囲の目を気にしたのだ。
 梨花を座らせると、正志は背もたれを倒した。そして梨花のショートパンツを脱がせると、露わになったショーツの股間部分にはすでに染みが広がっていた。たまらなくなった正志はズボンをずらして一物を取り出し、そのまま挿入したのだった。

 額に玉の汗を浮かべ、一心不乱に腰を振り立てている正志。
 捲り上がったシャツから覗く梨花の胸の谷間にも玉の汗が浮かんでいた。

「―――うっっっ、ぐふぅぅぅ」
 肉棒を打ち付けられる梨花の腰が反動で跳ね上がる。久方ぶりのセックスに自然と体が悦び、肉棒を咥えた淫穴が小刻みに収縮を繰り返した。その反応に肉棒を抜き差しする正志は目眩を覚える程の快感を味わった。
 
「あ、ああ、あぁぁぁっ」
 絶頂の予感に体を震わせた梨花は、腕を正志の背中に回して体を密着させた。

「イキそうかい」
「うっ、はぁぁぁ」
 問い掛ける正志に、返事もままならない梨花が喘ぎながら小さく頷いた。

 あと少しだった。梨花が昇りつめる寸前―――、管理事務所から手続きを終えた若者3人組の話し声が近づいてきた。
 
「女のグループいるといいな」「山に来てまでナンパかよ」「女とキャンプして~」  
 
 深く繋がったままで2人は動きを止めた。若者たちは2人の車に近づくと、隣の車に乗り込んだ。
 その若者の1人が車に乗り込む瞬間―――、薄いスモークガラス越しのこちらの車内に目をやり、一瞬だけ驚きの表情を見せた。慌てて視線を外して車に乗り込んだ。

「見られた?」
「・・・・・・たぶん」

 繋がったままの2人は、隣の車の発進を待った。下から梨花が強く抱きつき、応えるように正志も強く抱き返した。
 隣の車からは、暫く待ってもエンジン音さえ聞こえてこなかった。
 
 しびれを切らした正志が、ゆっくりと腰の動きを再開させた。
「―――っう!? っっっんんん」
 強く抱き着く梨花の指先に力が入って、正志の背中に赤いひっかき傷をつける。

「うう、うぁん、あぁああん」
 本格的に正志が腰を振り立てると、すぐに梨花は前段よりも大きな喘ぎ声を上げ始めた。

「き、気持ちいいよ梨花ちゃん」
「私も、あぁ、うっ、私も、気持ちイイぃぃぃ」

 セックスを再開させた2人は、瞬く間に快感の渦に飲み込まれる。
 しかし突然に、梨花が両手を前にして正志の体を突き放そうとした。

「―――嫌っ!! 見られてる!」

 小さな悲鳴を上げて梨花が言った。怯える梨花の視線の先に正志が目をやると、隣の車内から若者3人が厭らしい笑を浮かべた顔でこちらを覗いていたのだ。

「筒井さん、止めて!」
 不安そうな顔で梨花が言った。しかし正志は腰の動きを加速させた。

「―――っえ!? っっっう、筒井、さん――― あああぁぁぁんんん」
「み、見せてやろうよ」
 真面目を絵に描いたようないつもの・・・・銀行員の正志ではなかった。覗いている若者たちと、妻の不貞に聞き耳を立てていた昨夜の自分の姿が重なっていた。何かに取り憑かれたような虚ろな表情で正志が言う。梨花の首筋に強く吸い付くと、滾った肉棒を突き入れたまま腰を回して梨花の淫穴を掻き回した。

「はぁうっっっ! だ、だめぇぇぇえええ!!」
「―――っ締まる!」
 
 若者たちのいやらしい視線を強く意識する梨花。正志に責め立てられながら、隣の若者たちに襲われている錯覚を覚えて正志の肉棒を強く締め付けた。

「い、いやぁぁぁ、こんなの、イヤぁぁぁあああんんん!!」
「すごい、凄い気持ちいいよ」

「ダメ、犯されてるみたい。ああん、犯されて、あ、うっ、イクなんて、絶対にダメなのに――― ああっ、い、イ、イク、イキそう――― くっ、る~~~イクイクイクっっっんんん!!」

 座席上で梨花の腰が大きくせり上がる。一物を淫穴の奥深くに咥え込まれた正志も、快感の大波に飲み込まれて梨花の中で果ててしまった。

 お互いが絶頂の余韻に体を震わせながら舌を絡ませ合った。口を貪り合い卑猥な音を立てて唾液を交換する。
 抱き合う2人の意識から、徐々に隣の若者たちの存在が消え失せた。

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