「―――ま、マッサージですか!?」 「ああ、マッサージだよ、マッサージ」 義父の口から唐突に飛び出した言葉。 その真意を図り兼ねて美智は困惑した。 「母乳過多と言われてピンとこなかったが、そうか、オッパイが沢山出るんだな?」 「・・・・・・はい」 親子といえど義理―――他人である。昌義と母乳についての話をすることになった美智の返事は小さかった。 ―――いったい何を考えているんですか、義父さん・・・・・・ そう思った美智は義父の顔を見ることができなかった。 「けっこう辛いのかい?」 「え、えぇ・・・・・・ 桃香の飲む量が少ないので――― 量が多いと詰まる事もあるので搾乳器を使ったりしてます」 「詰まったらどうなるんだ?」 義理の親子の間で交わす会話ではない。美智は早く会話を終わらせたかったのだが、昌義が止めようとしない。 「それは――― 痛いですよ。今も少し詰まってますし。詰まりが原因で炎症を起こしたりもするんです」 「それは大変じゃないか。それなら私がマッサージをしてやろうか?」 「―――!?」 「そんなに驚かんでもいいだろう」 「すみません。でも―――」 「いや、変な意味ではないんだ。その――― 若い頃に転職を考えてた時期があってだな、母さんには内緒でマッサージの勉強をしたことがあったんだよ」 当然、真っ赤な嘘―――でまかせな話であった。義娘の身体に触りたいが為に考えた、咄嗟の幼稚な口実。 股間を暴発させてしまいそうな昌義は、妻の照子や長男の和彦に告げ口されるリスクなどを考える余裕がなくなっていた。 「マッサージと言っても――― そう、り、リンパだ。リンパマッサージを施せば、オッパイの流れが良くなって詰まりが解消されるんだ」 渇いた唇で吐き出す震える言葉。それらしい事を言いながら、マッサージに執着する昌義。 「大丈夫ですから・・・・・・ 溜まった分は搾乳器を使いますし――― 本当に大丈夫ですから」 「別に変な所をマッサージするわけではないからな。義理ではあっても美智さんのことを本当の娘のように―――」 「―――は、はい。そのことは本当にありがとうございます」 明らかな拒絶の色を示す美智。しかし今夜の昌義は執拗だった。 熱の籠った視線は、父親のそれではない。 美智は気づけていないが、昌義のギラついた瞳の奥―――、暗く鈍い光にはいやらしい獣性が宿っていた。 懸命に断ろうとする美智にも限界があった。当然、義父は善意で申し出ている、と性善説に立って話を聞いていた。まさか自分の身体が狙われているとは思ってもいない。 厄介になっている身だ。向けられた善意に対し、恥ずかしさを理由に断るのもなんだか申し訳ない気持ちになってきた。 「―――肩や背中のリンパの流れをだな」 譲らない昌義に対して困り顔の美智は、少しだけ頼もうか、という気持ちが芽生えてきた。 「まあ、一回だけ試してみなさい。遠慮はいらないよ」 「・・・・・・じゃあ、少しだけ、お願いしようかな」 日頃に見せない昌義の強引な誘いに、弱々しく頷いた美智はマッサージを承諾した。
FANZA 息子の巨乳妻を確実に孕ませたい 桐谷まつり
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