夫婦の寝室では、最近になって耳が遠くなってきた照子がいびきをかいて1人で就寝中だった。
長男夫婦にあてがわれている部屋では、薬の力を借りた和義がベビーベッドの子供と一緒に深い眠りに落ちていた。
家族団欒の場である居間では――――――ソファーに仰向けに寝かされた上半身裸の美智が、義父の昌義に大きすぎる双房を執拗に弄ばれていた。
「お、お義父さん!? マッサージだけって約束じゃないですか。直接はダメですぅぅぅ~」
そう訴えた美智は、胸の辺りで義父の頭を抱きかかえる格好となっていた。
―――ちゅう、ちゅう、と卑猥な音が居間に響いている。義娘の乳房を懸命に吸い立てているのは、あろうことか舅―――。
義娘の抗議する声を無視して、昌義は念願のパンパンに張った乳房にむしゃぶりついていた。
「はぁぁぁあああん、お、お義父さんダメですって~~~」
マッサージを許した美智は、不承不承ながら半袖シャツを脱ぐと、言いくるめられるようにしてブラジャーまで外してしまった。
義父の強引なマッサージを受けていると段々と思考が蕩けてゆき、正常な判断ができなくなっていった。
大きな乳房を鷲掴みにされ揉み込まれると、多量の母乳が噴出した。真っ黒い乳首は恥ずかしいくらいに勃起して、母乳が溢れて飛び散るたびに全身が痺れるような快感に見舞われた。
そして事前の、「マッサージだけ」「触るだけ」という約束を違えた舅は、おもむろに目の前の乳房にむしゃぶりついたのだった。
「こ、こんなのマッサージなんかじゃありません。――――――お義父さん、そんなに強く吸っちゃ、い、痛い~~~」
「美智さん我慢しなさい。これもマッサージの一種なんだよ。こうやって詰まった乳を直接吸い出してるんだ」
眉間に皺を寄せ、苦痛と快感が入り混じった表情で美智が言った。
吸い立てていた乳首から口を離した昌義が、あくまでもマッサージの延長であると主張する。バカげたような遣り取りだが、身持ちの固い美智のような女にはそれなりの言い訳が必要だった。
「そ、そうなんですか? でも、やっぱり恥ずかしい―――。お、お義父さんやっぱり―――うはぁ~~~」
言いかけた美智の顎が上がり頭が後方へのけ反る。離した乳首とは反対の乳首に昌義が強く吸い付いた。
「ううっああ、あああ――― お義父さんダメ、そんなに強く吸っちゃダメぇえええ!」
ちゅうちゅう、と音を立てている昌義の頭を再び掻き抱く美智。言葉とは裏腹に自身で義父の口に乳房を押し付けていた。
快感に身悶える美智の口の端には涎が伝い、昌義は両手で乳房を揉み込みながらびんびんに勃起した乳首を舌で扱く。
「どうだ美智さん。少しは楽になったんじゃないかな?」
しばらくして義娘のおっぱいを堪能した昌義が聞いた。
「うう、はい、少し楽になった気がします」
「そうだろう。やはり乳が詰まってたんだろう、たくさん出てきたよ」
「はぃ・・・・・・。あっ、でもそんなにいっぱいの母乳はどうしたんですか?」
口の周りをべっとりと濡らした昌義に向かって、首を傾げるようにして美智が訊いた。
「ソファーを汚しては照子に叱られるからな。勿論、私が飲んだよ」
「―――!? はあぁああっ、イヤだお義父さん~~~、私はてっきり吐き出してるのかと思ってました」
「何を言ってるんだ美智さん。体に良い乳を誰が吐き出すもんか」
「だって、私は義娘なんですよ。お義父さんが飲んじゃダメなんですから~」
「駄目なことはない。美智さんのおっぱいの詰まりは取れるし、私は健康になるし、まさに一石二鳥じゃないか」
「だって、ああ、だって―――そんなぁああ~恥ずかしいです」
「大丈夫だ。これは2人だけの秘密だから。そもそもマッサージなんだから美智さんが恥ずかしがることはない」
言いながら、母乳まみれの卑猥なオッパイを横目にした昌義は、ごくりと生唾を飲み込んでから再び義娘の胸に顔を埋めた。
「―――うはっ!うぁぁぁあああん~~~~~~、ま、マッサージですよね―――うっ、ああん、これはマッサージだからぁ~~~」
確認するように、自分を納得させるように言った美智の言葉は、夜更けの居間に響て虚しく消えていった。
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