擬似、請負い妻 第54話

10月下旬。 仕事終わりに珠希さんと連絡を取り、吾妻の不在を確認してからスナックに顔出した。 NTR官能小説
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 寝室に戻ってきた二人の格好を見て息を吞んだ。
 ゆり子と木村は恥ずかしげもなく真っ裸だった。

 ―――二人とも慣れてるな‥‥‥

 そんな感想を持ちながらクローゼットの引き戸の隙間から改めて部屋の中を観察してみると、ベッドの下には乱雑に脱ぎ散らかされた二人分の衣類が‥‥‥。
 1階で思案していた5分の間に、不倫セックスの準備はしっかりと整っていた。

 抱き合いながらベッドに上がったゆり子と木村。
 横向きでこっちに背中を見せたゆり子が、仰向けになった木村の肩口にちょこんと頭を載せた。そして天を衝くように勃起している木村の一物に、何の躊躇も恥じらいもなく手を伸ばす。

「おっ‥‥‥!」

「ふふ―――めちゃ硬いんだけど。ぜんぜん珠希さんとヤレるって」

「お、俺はゆり子ちゃんとしたいんだ。うっ、ううう‥‥‥」

 ゆり子のしなやかで健康的な脚が、木村の毛深い足に絡んだ。
 木村をリードするように手コキが始まる。

「そんなに私がいいの? 親友の奥さんだよ? キム兄には珠希さんがいるでしょ」

「ゆり子ちゃんだって、この前の時また会いたいって言ったのに―――おっ! ぐううう‥‥‥そんなに激しくされたら―――」

「―――うっさい! だって、キム兄のアレ‥‥‥気持イイんだもん」

 ゆり子の羞恥が見え隠れする告白に我慢が出来なくなったのか、木村が体を起こしてゆり子に覆いかぶさった。

 ゆり子の告白は、男としては嬉しい内容だが、夫としては心に刺さる。
 だが困ったことに、自身の一物は心の動きとは真逆の反応を見せていた―――。
 俺はズボンとパンツを脱ぎ捨てると鬱勃起した一物に手をやった。

「ゆ、ゆり子ちゃん、もう一回言って」

 俺が覗いているとはつゆほども思わない木村が嬉しそうに訊いた。

「‥‥‥何を?」

 本当はわかっているくせに‥‥‥ゆり子はとぼけてみせた。

「さっきのあれ。ほら、俺のが気持イイって」

「もぉ‥‥‥キム兄ったら‥‥‥ものすごく気持、良いよ」

 二人が短いキスを交わした。
 顔を上げた木村が食い下がる。

「ちゃんと言ってよ。何が気持良いの?」

「‥‥‥恥ずかしい‥‥‥キム兄のおチ〇ポが気持イイの!」

 ゆり子の口から、夫の俺が聞いたことのないはしたない・・・・・単語が飛び出した。
 その瞬間、俺の一物に大量の血液が流れ込む。

「あいつのより―――? 俺の方がイイのか?」

 二人は自分たちだけの世界に入り込んでいるように見えた。
 ゆり子は夫と子供を残し、木村は新婚の妻を残して‥‥‥見つめ合って互いの性欲に薪をくべていた。

「キム兄のバカ‥‥‥。信太のより、気持良いの‥‥‥太くて硬くて」

 再び不倫中の妻が俺の名前を口にした。
 俺の一物がビクビクと痙攣し、鈴口から大量の我慢汁を吐き出す。

「俺のが欲しい?」

「うん」

「じゃあ、入れるね」

「キム兄、ゴム。ゴム着けて」

 ゆり子の言葉は人妻としての意識が働いたものだろうが、その口調はあまりにも心もとないものだった。夫からすれば茶番に映る。

「マジで? ほんとに着けるの?」

「うっ‥‥‥言わせないで‥‥‥」

 ゆり子の腰が入れやすいように少し持ち上がった。言葉には出さないが行動がナマ挿入を許していた。

「うぐっ―――はぁあああん!」

 木村の腰がゆっくりと沈むと、ゆり子の深くて長い嬌声が寝室に響き渡った。
 それを合図に正常位で繋がった二人の不倫セックスが開始された。

 股を大きく開いたゆり子。くの字に曲がって投げ出された脚がリズムカルに揺れていた。

「あん、ん、あん‥‥‥」

「は、は、は―――」

 やや抑えたゆり子の喘ぎ声と木村の息遣い。時折混じるぺちゃぺちゃと水気の多いキスの音。それらにマットレスのスプリングが軋む音が加わると、寝室の空気は一気に淫靡なものへと様変わりした。

 愛妻が、夫婦の寝室で俺じゃない男に当然のように抱かれている。
 引き戸の隙間から目が離せない。たぶん俺の目は血走っているだろう。
 
 程なくして射精感がこみ上げてきた。
 いったん手を止め、体を震わせながら堪える。

 ―――射精してしまえば、嗚呼、最高に気持ち良いだろうな‥‥‥

 そんな誘惑に抗いながらも床上にあったスマホをたぐり寄せた。
 俺はこのまま最後まで静かに覗き見ているつもりはなかった。

 そう、ついさっきだ。不貞妻のゆり子が、夫である俺の名前を再び口にした。その場面で俺の興奮は明らかに増した。ウォークインクローゼットの床に垂れ落ちた我慢汁がその証拠で―――。

 手のひらで拭い鼻に近づけると、いつもより雄の臭いが強いように感じた。
 今夜の俺はいままで見たことのない最高に乱れ、爛れた妻の姿を望んでいた。
 だから―――スマホの音量ゼロを確認してから、セックスに勤しむゆり子に電話をかけた。

コメント

  1. Gerald Camarena より:

    Wā, watashi mo karera no han’nō ga shiritai! Machikirenai! Maishū matsu dake no kachi wa aru! Kono shō o arigatō!